配管加工 これも手曲げで

いつもはバイクとが車のワンオフ加工しているのですが、配管加工の仕事が回ってきました。
何に使う品物かは分かりませんが、特殊な大型機械装置のパーツのようです。
外径27.2ミリのガス管といわれているパイプで、一般的に配管で使う材料です。
建築とか工場などで使われる配管は、配管屋さんか設備屋さんの仕事です。
何でランポートにこんな仕事の依頼が来るの?て感じで、図面を見ると、何てことない図面ですが
パイプの曲げRがちょっと変です。
普通はパイプの曲げ半径は、パイプ中心のから寸法を出すのが普通です。
ところが図面ではパイプの内側Rからの寸法になっているんです。
という事は、図面の指定どおり曲げにする場合、 特殊なというかありえないパイプベンダーの型が必要になります。
なるぼどです。パイプの内側Rがパイプ径27.2ミリ。指定のR70の場合、
パイプベンダーの駒が83.6Rとなり、そんな物ある訳ありません。
しかも曲げ部分とパイプ直線部分を溶接でつながず、一体構造の指定です。
これはけっこう難しい仕事です。
普通なら配管屋さんなら簡単にできそうな品物ですが、特殊な品物の指定のため、引き受ける工場がなかっのでしょう。
めぐりめぐってランポートに仕事の依頼が来たという訳です。
手曲げでなら可能です。パイプに特殊な砂を詰め、バーナーであぶりながら曲げる方法です。

手曲げ一体構造で仕上げたのがこれ。
ちゃんと指定の曲げRにしています。手曲げは鉄パイプの場合、
曲げるのは簡単ですが、指定のRで精度を出しながら、しかもパイプの位置関係を精度出して曲げるのは困難です。
慎重に寸法を測りながら曲げて、マシニングで加工したフランジとステーを溶接。楕円の穴あけ加工、テーパーネジ加工をして指定のソケットを付けて完成。
パイプは指定どおり溶接つなぎの無い一体構造。
精度も何とか許容範囲に収まっています。

精度を出すのは大変なのですが、もっと難しいバーボートグロ管(ステンレスの一体構造)作っているので、その技術の応用が役に立ちました。